会社員として働いていると、ついつい周囲の人と自分を比べてしまうことってありますよね。
『同期の○○に比べて自分は…』
みたいな感じで、他人と自分を比較してしまうことってけっこう多いんじゃないかなと思います。
この『他人と比べる』ということなんですが、場合によっては比較しないほうがいいじゃないかなと個人的には思うんです。
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会社の仕事で他人と比べない方がいい場合とは?
他人と自分を比較するというのは、決して悪いことではないと思います。
比べることによって、自分の長所や短所などといった特徴が見えてくるので、強みを生かして成果を挙げたり、逆に弱みを補うために努力したりすることもできます。
ただ、場合によっては比較をしないほうがいいんじゃないかなと思うんです。
その場合というのは、
『他人と比べることでモチベーションが下がるケース』
です。
『他人に比べて自分なんて…』はもったいない!
特にも、優秀な人と自分を比較した時に、
『自分なんかどうせこの程度・・・』
みたいに、ネガティブな気持ちになってしまうことがありますよね。
私も、同期入社の優秀な人と自分を比べて残念な気持ちになったことも何度もあります。
『あいつに比べて自分は全然ダメなんだ…』
なんて落ち込んだりもしたんですが、落ち込んだからと言って状況が好転するわけではないんですよね。
むしろ、落ち込んでいる間に、その同期はさらにレベルアップしているかもしれません。
少なくとも、自分自身のレベルアップには繋がっていないので、落ち込むことにはほとんどメリットがないんです。
他人と比較することより重要なことを教えてくれる名言
ところで、イギリスのジョン・ラボックという人が残した名言に、次のようなものがあります。
他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、
それは恥ではない。
しかし、去年の自分より今年の自分が
優れていないのは大いなる恥である。
この言葉、すごく好きなんですよね。
他人が自分より優れていても、それは全然気にする必要はないと思います。
ただ、以前の自分と比べて今の自分が成長していないというのは、結構もったいないことなんじゃないかなって思います。
パナソニックの松下幸之助さんも同じような名言を言っていた
同じニュアンスの名言を、松下幸之助さんも次のように言っていたそうです。
人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。
結局のところ、他人は他人なので、自分と比べたところでしょうがないと思うんですよね。
ですが、前の自分に比べて今の自分の方がレベルが低いということは、成長が止まっていて、むしろ退化してしまっている状況と言えます。
本当に比べるべきは、他人ではなく自分自身なのかなと、この名言からも考えさせられますね。
副業でも他人と比べる必要は全くない
ところで、会社での仕事だけではなく、副業においても自分と他人を比べる必要性って全くないと思っています。
例えば、TwitterとかYouTubeとかのSNSを見ていると、
『月収100万円稼ぎました!』とか
『1000万円以上稼いでいます!』みたいな人たくさんいますよね。
また、副業の稼ぎ方を教えてくれるオンラインサロンや塾・コミュニティなどに所属している場合は、自分よりも圧倒的に稼いでいる人がいたりするんじゃないかなと思います。
私も以前は同じコミュニティに所属している人に嫉妬してしまったり、自分の不甲斐なさを痛感して卑屈になってしまったりしたこともありました。
ただ、嫉妬したり卑屈になっていたとしても、それによって副業の収入が増えるということは一切ないんですよね。
むしろ、ただ単に停滞してしまうだけなので、止まっていた分だけ成功に近づけない状況が長引くだけでした。
これって時間ももったいないですし、モチベーションも下がっちゃうのでメンタル的にももったいないんですよね。
例えライバルとかが自分より数倍稼いでいたとしても、それって自分には直接は関係のないことですし、気にする必要なんて全くないですもんね。
それよりも、前の自分より今の自分の方が少しでも多く行動できているかとか、成果を挙げられているかどうかというところにフォーカスして、自分自身のレベルを上げていく方が重要だなと感じました。
他人と比べて落ち込んでいたとしても、落ち込んだままの状態では自分の成長には繋がらないので、ネガティブになったり卑屈になったりするくらいなら、他人と比べないで仕事や副業に取り組むのが建設的なのかなと思います。
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